引っ越しと同時に、車を買い換える場合
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私事ではあるが、今月引っ越しを予定している。
当然、自家用車の車検証も変更登録をする必要がある。
ただ、今回は車の買い換えをするので、『引っ越し+買い替え』のケースで考えてみたい。
車庫証明を取る
使用承諾証明書の手配をする
自分の土地であれば、自認書を用意すれば問題はない。
敷地内にしろ、離れたところにしろ、他人の土地を車庫とする場合は、使用承諾証明書を手配する必要がある。
これが千差万別で、個人の大家さんの場合もあれば、管理会社の場合もある。
対応がわかれる部分ではある。
個人の大家さんの場合、
「あぁ～、イイよ～。ハンコ押してやっから」とサクッと終わるケースも多々見られる。
ただし、書いてもらうのは一番下の承諾者欄だけにしておいた方が無難である。
なぜかと言えば、間違いや要らないことを書いてしまうことがあるからである。
「大字（おおあざ）や字（あざ）」が抜けていたり、使用期間が先の日付になっていたり…
行政書士や車屋さんでなければ、そうそう書いてもらうことはない書類なので、見落とすこともあるので注意して欲しい。
訂正が必要であれば、大家さんの印鑑での訂正印が必要となるので、警察署まで持っていって間違いが判明した場合は、出戻りになることは間違いない。
管理会社発行の使用承諾証明書に関しては、あまり心配しなくてもいいだろう。
賃借契約書で代用する
意外に知られていない方法として、賃貸借契約書のコピーを添付する方法であるが、宮城県の警察署での取り扱いでは可能となっている。
通常、使用承諾証明書の発行には手数料がかかってくる。
概ね1,000円～3,000円ぐらいだろうか（地域によっても異なる）
費用の削減という意味でも、賃貸借契約書を活用する意義があると考える。
ただし、
契約書であれば何でもかんでもイイのかというと、そうでもない。
- 契約期間内である
- 契約期間が過ぎている場合は、「自動更新」の文言が入っている
- 駐車位置番号が記載されている
…など、注意する点はいくつかある。
他にも契約書の名義にも注意が必要だ。
住民票を移していない場合
自動車登録には、印鑑証明書や住民票が必要となってくる。
仕事の都合や家庭の事情で、住民票を移していない（移せない）こともあるかと思うが、そんな時は車庫証明や自動車登録はできないのだろうか。
結論から言えば、可能である。
車庫証明に関しては、自宅に届いた「消印付き郵便物」を添付すれば問題ない。
これは、居住の実態を証明していることになるからだ（実際に住んでいるかはわからないが、実務上はコレで大丈夫）
申請者欄には、住民票の住所を記載し、使用の本拠の位置には郵便物が届いている住所を記載すればオッケーである。
この辺りは判断に迷うところでもあるので、行政書士等に相談する方が無難である。
希望ナンバーの申込をしてみる
実際に、運輸支局（普通車）に行って申込をしたケースで考えてみる。
上記画像はOCRシートの記載例。
これしか書くことがない。
本当に簡単だ。
鉛筆で記入し終えたら、窓口で手数料4,060円（中型ペイント一組二枚）を支払う。
場所は運輸支局の建物ではなく、隣にある交通会館なので、間違わないようにしよう。
【受付時間】
平日
午前９時～１２時
午後１時～４時
この辺はお役所なので、仕方がないと思う。
申込をすると、中２日で出来上がり。
手続きの際に、交付された書類を添付すれば、大丈夫である。
車屋さんに書類を渡す
車庫証明を取得・希望ナンバーも申込済となれば、後は自分で手続きをするか車屋さんが手続きをするかだろう。
自分で手続きをすることはあまりないと思うので、車屋さんに書類を渡すことを前提とする。
車屋さんの見積書では…
- 車庫証明手続代行費用19,000円
- 希望ナンバー申込手続代行費用10,000円
…などなっているので、この例だと29,000円を削減できることになる。
（登録も自分でやりたいところだが、車屋さんの会社規定でダメっだったりするので、難しいところではある…）
まとめ
車屋さんに頼むと、このぐらいの費用がかかってくるので、日中、動くことは難しいと思うが、やってみる価値はありそうだ。
仮に行政書士に頼んだ場合でも、こんなにバカ高くはないはず。
だって、この中には行政書士に依頼する費用も入っているからである。
聞くだけならタダなので、わからないことがあったら、気軽にご相談下さい。
もちろん、
車庫証明の代行や希望ナンバーの取得代行も承ります。
行政書士のさくまさん
