住民票を移してないけど、車を譲ってもらう ~仙台・宮城~
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大崎市古川に住んでいる三宮と申します。
現在1台所有しており2台目を予定しています。
友人である山中鹿之介くんから仙台ナンバーの普通自動車を譲ってもらいます。
自宅(住民票のあるところ)は東京なのでいずれは東京のナンバーですよね?
その他注意する点を教えて下さい。
住民票を移していない場合の名義変更手続き
稀に住民票を移していないケースに遭遇します。
事前のヒアリングで確認しておかないと、意外と足元をすくわれる部分でも。
何故かというと、申請人からするとそんなことわかるわけないですから( T_T)\(^-^ )
宮城運輸支局での名義変更では、印鑑登録証明書が必要となります。
住民票を移していない現住所の大崎市では、当然ながら印鑑登録証明書も住民票も取得できません。
なので、頭から大崎市に住民票があると決めつけることはリスクが高いです。
必要書類を確認してみましょう。
【車庫証明申請】
- 申請書
- 使用承諾証明書
- 配置図・所在図
- 消印付き郵便物のコピーまたは公共料金領収書のコピー
【名義変更手続き】
- 手数料納付書
- OCR用紙(1号)
- 車検証
- 譲渡証明書(山中くん)
- 印鑑登録証明書(山中くん)
- 委任状(山中くん)
- 印鑑登録証明書(東京の住所にある自分のもの)
- 車庫証明(自分)
- 希望番号予約済証(希望番号にしたい場合)
- 税申告書
車庫証明申請でちょっと注意する点がありますので、
次で確認してみましょう。
行政書士のさくまさん
まずは古川警察署への車庫証明申請
申請書は複写式のものが管轄の警察署においてあります。
行く時間がない場合は、EXCELデータで作成してもいいでしょう。
パソコンが使えるなら、こっち方が楽かもしれません。
上部の「自動車の情報」は、車検証(のコピー)から転記しましょう。
「○○警察署長殿」の「○○」と「日付」は空欄で。
間違って記入してあったり、申請日以外の日付が入っていると訂正となり面倒です。
EXCELで印刷した申請書は4枚ありますが、「保管場所標章交付申請書」(後ろの2枚)の日付が入ってしまうとダメになるので日付部分に付箋を貼っておきましょう。紙ベースの申請書も同様です。かなり重要な部分ですから!
「使用の本拠の位置」と「保管場所の位置」は注意してください。
「使用の本拠の位置」とは大崎市古川の住まいです。
アパート・マンションならば部屋番号まで入れてください。
「保管場所の位置」は駐車場の所在地。
敷地内でならば同じ住所になる可能性はありますが、うっかり部屋番号まで記入しないように。
敷地内でも所在地が違う場合もあります。
必ず不動産さんや管理会社さんに確認を取りましょう。
「申請者」欄は東京の住所を記入。
ここを大崎市古川にしちゃうとアウト。
逆に「使用の本拠の位置」に東京の住所を入れてもアウト。
結構シビアです(^_^;)
所在証明の準備
- 消印付き郵便物(のコピー)
- 公共料金領収書のコピー
どちらかを準備しましょう。
住まいの居住歴が長い場合は、電気・ガス・水道・電話(NTTなど)の領収証はあると思います。
これが生活の実態を証するものとなるので簡単(^^ゞ
引っ越したばかりだったり、大家さん(管理会社)に水道光熱費を支払うケースの場合は使用できる領収証とならないかもしれません。
その時は誰かに自分の住所宛に郵便物を送ってもらいましょう。
ハガキ・封筒可です。
ゆうパックの伝票は不可でした(所轄署によって違いあるかもしれません)。
なので、
一番最初にやることはこの所在証明の準備となります(*^^*)
申請者住所は「東京」の住所
繰り返しになりますが、申請者住所は「東京」の住所です。住民票を移していないので、印鑑登録証明書も東京から取得になります。
そんで、申請者住所欄は印鑑登録証明書の住所をそのまま転記しましょう。
使用の本拠の位置は「大崎市古川」になるので混合しないように(^_^;)
宮城県運輸支局での名義変更手続き
希望番号申込は事前に…
希望番号にしたい場合は、事前に申込をしておきましょう。
新型コロナの影響もあって、交付可能年月日が少し変わっています。
(今後も変わる場合があるので、申込直前に確認を)
ちなみに申込は、タッチパネルに必要事項を入力します。
車検証(コピー可)を持参すると楽ですよ!
右下にあるQRコードを読み取れば、入力がだいぶ省けます。
手入力が怖いところは、車台番号の入力ミスとかですよね~(-.-;)
名義変更手続きの日に使えなくなるとマズイので、申込が終わったら交付される予約済証の記載内容はキチンと確認してください。
ネットからの申込もできますが、窓口での申込がオススメかな(^_^;)
書類は全部書いていきましょう
OCR用紙(申請書)や税申告書などは、現地でしか手に入らないかもしれません。
譲渡証明書や委任状は事前に記入ができるので、時間短縮のためにも書いていくことをオススメします。
もちろん書類が整っていれば、全部記入していってもOK
ただし、
不安がある場合やわからない場合は記入しないで、宮城運輸支局の1番窓口(相談窓口)で確認してください。
間違った場合、自分の書類はなんとかなるかもしれませんが、相手方の書類はなんともならないと思いますので…。
新車に近い・高級外車の場合
意外と忘れがち。
税金の問題(^_^;)
年式が古い場合は問題ないかも。
心配な場合は、お金を多く持っていきましょう。
県税事務所に確認することもオススメです。
事前に税金の金額がわかっていれば怖くないですから。
(ここでいう「税金」は「環境性能割」「種別割」などの「県税」です)
一応、工具も持ってきて
「仙台」ナンバーから「宮城」ナンバーに変更になります。
封印をホジホジするので、マイナスドライバー(細いやつ)とプラスドライバー(ちょっと太め)も忘れずに。
できればラチェットやレンチもあると便利です。
あと錆びてボルトが回らないケースも想定して、浸透剤なんかも。
クレ556とか(^o^)
忘れたときは、ナンバー交付窓口で貸してもらいましょう。
(返却も忘れずにw)
まとめ
果たして、
無事に「宮城」ナンバーを取り付けられたでしょうか。
そうそう、
東京のナンバーにするとかしないとかでしたけど、東京のナンバープレートになるには「使用の本拠の位置」が変更にならないとできません。
例えば大崎市での単身赴任が終わって、東京に戻った場合ですよね。
所有者・使用者が変わらなければ、東京で車庫証明を取って、運輸支局で変更登録申請をします。
そこで「宮城」ナンバーから東京のナンバープレートに交換になります(^o^)