OSS申請で現地行政書士ができること ~仙台・宮城~
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OSS申請で行政書士ができることを考えてみます。
ちなみに弊所はOSS申請はできません苦笑
ただ、宮城県外の行政書士事務所がOSS申請をした分での現地対応をしております。
完全オンライン申請で完結をしないシステム
「自動車保有関連手続きのワンストップサービス」のことで、自動車の保有に伴い必要となる各種の行政手続きについて自宅や会社のパソコンからオンラインにより一括して行うことができるようにするシステムのこと。
通常、運輸支局等に出向いて紙ベースの書類を提出することにより、新車新規登録・中古新規登録・移転登録・変更登録手続きをします。
ぶっちゃけ、「紙をやめて、ネットから申請でいいんじゃね?」ってことで始まった制度ですが、徐々に浸透しているとは言え、まだまだ紙ベースでの申請が多いのが現状です。
コロナ禍ですから、なるべく人がいない方がいいわけですけども。
なかなか難しいです(^_^;)
行政書士が現地対応できること
オンライン申請なのに、現地行政書士は何ができるのでしょう。
オンライン申請なのに…
紙ベースの書類を宮城運輸支局に提出する
「オンライン申請なのに、何で紙の書類を出すの?」って思いますよね。
- 印鑑登録証明書
- 委任状
これらは紙ベースの原本を提出する必要があるんです。
「結局、宮城運輸支局に行くんかい」って話になりますが、そういうことになりますね(^_^;)
ハイブリッド型の申請なので、そのあたりはご理解ください汗
手数料などはオンラインで費用を支払うので、窓口で提出するだけにはなります。
ただ紙ベースでの申請の合間に中身を確認されるので、何気に時間はかかるんです。
「提出して、その場でハイ、オワリ!」じゃない。
このシステム…、やっぱりおかしいw
車検証(原本)を宮城運輸支局に提出する
申請(というか、書類の受付)が終わったら、実質的に審査が始まります。
併せて車庫証明申請も兼ねているので、4~5日ぐらいで手続きが終わった旨の連絡が入ります。
その後、OSS申請のリストを持って、再度宮城運輸支局へ出向きます。
「また宮城運輸支局に行くんかい」
そうなんです。また行くんです。
新しい車検証が出来上がっているので、古い車検証と交換というわけです。
ホントになんだかなぁ~って感じではありますが。
これも何気に時間がかかります(^_^;)
普通に紙ベースでの申請でいいんじゃね…って感じに。
税申告は終わっている状態
新車検証を受け取った後の手続きに「税申告」がありますが、こちらはオンライン申請で終わっている状態です。
なので、新車検証と一緒にもらった一枚物の用紙を宮城県交通会館内10番窓口に提出。
一枚物の用紙で税申告が終わっている状態がわかるので、すぐにナンバープレートの購入となります。
(ナンバープレートの交換がない場合は、この時点で終了)
あとは宮城運輸支局内の封印場所にてナンバープレートの取付・施封の流れ。
車庫証明申請は終わっている状態ではあるが…
車庫証明申請は終わっています。
ただ、標章(車の後ろの方に貼るステッカー)の受取があるのです。
基本的には「保管場所の位置」を管轄する警察署での受取に。
仙台にある弊所の場合「気仙沼警察署に行ってこんかい」と言われても…
ステッカーの受取自体は数分で終わり。
往復する時間は4時間…とか。
「お近くの行政書士に依頼しましょう!」
丁種封印も可能
「やっぱり車は宮城運輸支局に持ち込み?」
持ち込みで普通にナンバープレート交換も可能ですが、行政書士による丁種封印も可能です。
これは大きなメリット。
なんかんだで、自動車を平日の昼間に宮城運輸支局に持っていくだけで時間と手間がかかります。
そりゃ仙台市内ぐらいなら、さほど問題がない場合じゃないだろうけど、栗原や大崎、気仙沼のお客様にとってはメリットしかないですよ。
行政書士同士で車検証・ナンバープレート・封印等をまるごとやり取りできるシステムが「丁種封印の再々委託」制度。
こちらにも対応しているので、宮城県外の行政書士さんとも連携が可能です。
まとめ
一部、実働が発生するOSS申請(というか、かなり時間と手間が…)
弊所では…
- 印鑑登録証明書、委任状の提出(宮城運輸支局)
- 旧車検証の提出、新車検証の受取(宮城運輸支局)
- 保管場所標章(ステッカー)の受取(管轄の警察署)
- 丁種封印にも対応(弊所による出張封印、他の行政書士に送付しての再々委託による出張封印)
通常の丁種による出張封印はもちろんですが、
後日封印、丁種封印の再々委託もご検討ください。
柔軟に対応いたします(^o^)
行政書士のさくまさん