車庫証明交付後に確認すること【重要】 ~仙台・宮城~
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自分で車庫証明の申請をしました。
内容は大丈夫だと思いますが、注意する点はありますか?
平日に何回も警察署に行けません。
交付されたら、その場で確認する!!【最重要】
交付予定日に警察署に向かうことになると思いますが、車庫証明の目的は運輸支局での登録申請書に添付をすることです。
警察署の窓口から交付されたものが間違いないとかではなく、自分自身が記入した内容に間違いの可能性はあるんですね。
ひとつひとつ検証していきましょう。
自動車の情報
おそらく車検証や予備検査証を確認しながら、車庫証明申請書に転記をしたことでしょう。
- 車名
- 型式
- 車台番号
- 自動車の寸法
車名は「プリウス」や「フィット」ではありません。
メーカー名です。
型式もなかなか難しい場合もあります。
車台番号も外国車の場合は、アルファベットと数字の長い組み合わせだったり。
日本車は短いですね(^.^;
自動車の寸法は間違うことはないでしょうけども。
間違っていると、別の車ってことになりますから(実際には存在してなくても、自分の自動車と同一とは言えない)。
宮城運輸支局での名義変更手続き・住所変更手続きができない可能性が高いです。
使用の本拠の位置・申請者住所
「使用の本拠の位置」と「申請者住所」は必ずしも一致しません。
「使用の本拠の位置」は、
個人→生活の本拠
法人→営業所等
って感じでしょうか。
個人なら、
住民票がある住所は「申請者住所」になり「使用の本拠の位置」ともなります。
ただ、住民票を移していなくて、単身赴任等の理由により生活の本拠が別にあるってなると、申請書の書き方も変わってくるんですね。
ココが意外とわかってなくて、ダメになる(宮城運輸支局で使えない)ケースがよくあります。
申請者本人も「申請者住所」を現住所で書いてしまうんです。
例えば、
使用の本拠の位置(生活の本拠)→仙台市宮城野区
申請者住所(住民票のある住所)→東京都世田谷区
仙台と東京…。
全然違うじゃないないすかw
行政書士のさくまさん
住民票は東京都に置いたまま仙台で生活している方が「申請者住所」も「使用の本拠の位置」も「仙台市宮城野区」としてしまうんですね(^.^;
これが交付後になると致命的になります。
その場でなら訂正がきく可能性がありますが、持ち帰ってしまうと…。
再申請かな…c(`Д´と⌒c)つ彡 ヤダヤダ
日付・警察署名
これはめったにないケースですが、ないこともない話(いやホントに)。
証明日の日付、申請先の警察署名が抜けているケースです。
「そんなことあるんかいな??」
あるんですよ。
極稀に。
郵便局から発送する時…
事務所に戻ってから…
気付いたことが何度かあります゚(´・ω・`)ショボーン
行政書士のさくまさん
証明日の日付が抜けているの勘弁ですわ。
一枚目(宮城運輸支局提出用)だけじゃなくて、二枚目(保管場所標章交付申請書の控え)もチェックですよ。
二枚目にも日付が入ります。
ほんで、
申請先の警察署名が抜けているってのも…。
おいおい…c゚( ゚д゚)ポカーン
警察署に戻るのか。
いやいや、オレっちのせいじゃないぞ。
そんな時はまず電話で確認しましょう。
申請者側で記入してくださいってこともあるので。
ちゃんと仕事をしましょう
まとめ
交付されたら、以上の点に注意をして確認しましょう。
申請者住所の間違いは、使用の本拠の位置(生活の本拠)に届いている消印付きの郵便物や公共料金領収書のコピーなどが必要となります。
結局、
生活の実態があるのかを問われているので、郵便物が届いていたり、電気・ガス・水道が使用されていれば生活の実態があるとみなされるわけです。
まぁ、
申請者の誤記入が頭になければ、そのような書類なんか持っていくわけないんですが(^_^.)
最悪、再申請も考えられますね。
ホントにいやだけど…。
軽微な誤記入なら再申請をして中1日で交付ってこともあるかもしれません。
ただし、
使用承諾書等の他の添付書類も一式揃えなきゃなんないのが問題ですw
またひと揃えかよ!(泣)
行政書士のさくまさん